珍島 雲林山房(ウンリムサンバン) 「名勝」になる

全羅南道は13日、文化財庁から珍島雲林山房が国家指定文化財の「名勝」に昇格される
指定予告を受けたと明らかにしました。

珍島雲林山房は、広くて鬱蒼とした珍島雙溪寺(サンゲサ)の常緑樹林(天然記念物第107号)がある
チョンチョル山と、南道伝統絵画の産室として有名な雲林山房(全羅南道記念物15号)など、自然遺産と
歴史文化遺産が一団となったところとして、景観的価値が優れた名勝地であります。

朝鮮時代末期、南宗畫の大家の小痴(ソチ)許錬(ホリョン)先生(1808~1894)が造成し、末年に創作
生活と著述活動をした場所です。 「小痴実録」によると、大きな庭園を整えて美しい花や珍しい木を
植え、仙境として飾ったところだそうです。 

小痴記念館と珍島歴史観などの文化遺産資源の活用が持続的に続いており、全羅南道で主催する
南道芸術銀行・土曜オークション(毎週土曜日午前11時)は、文化遺産に基づいてその歴史の現場で文
化郷愁の機会を拡大するのに大きな役割をしているという評価を受けています。これは名勝指定を
きっかけに、文化名所としてはっきりすることだと期待しております。 

今回指定予告された珍島雲林山房は30日間の予告期間の間、意見を収斂した後、中央文化財委
員会(天然記念物分課)の審議を経て名勝としての指定を最終決定することになります。

(出所 :全羅南道庁 http://www.jeonnam.go.kr
 参考
: 珍島郡 観光文化 ホームページ : http://tour.jindo.go.kr/sub.php?pid=TJ02010300
                                       日本語ホームページ : http://japan.jindo.go.kr/)